眼から元気になる薬膳レシピ③
今回は「黒豆」を使ったメニューをご紹介します。
薬膳では「黒い食材」は血や生命力を補い、老化を防止すると言われています。
黒豆は皮の部分は「黒豆衣」という漢方薬としても使われ、特に目につながる「肝」の血を増やす働きがあります。
ビタミン、ミネラルも豊富で粘膜の健康維持にも役立ってくれます。
黒豆に含まれる抗酸化物質アントシアニンは、
特に目の機能を活性化するサポート成分で、疲れ目対策におすすめしています。
常備菜としても重宝!
「黒豆と豚ひき肉・黒胡麻のそぼろ炒め」
[材 料]
豚ひき肉………………… 400g
黒豆 ……………………… 300g
すり黒胡麻…………… 大さじ4
とうがらし…… 1本半(輪切り)
生姜… ……… 20g(みじん切り)
にんにく…… 2かけ(みじん切り)
ごま油………………… 小さじ2
【調味料】
しょうゆ………… 大さじ4
酒 ……………… 大さじ4
みりん …………… 大さじ4
黒豆は蒸し、または茹でたもの。乾燥したものなら、140gを数時間ふやかしてから、1時間ほど茹でる。
[作り方]
1.フライパンに生姜、にんにくのみじん切り、とうがらしの輪切り、ごま油を入れて弱火で炒める。
2.ひき肉を加えて色が変わるまで炒め、黒豆を加え、しょうゆ、みりん、酒を加えて煮る。
3.ひと煮たちしたら、弱火で2、3分煮て火をとめる。すり胡麻を混ぜる。
ごはんにのせて、ミニどんぶりとしても
おなかも満足の一品になりますよ。
ぜひ、ご家庭でお試しください。
その他の薬膳料理はコチラ→
http://meganeand.jp/healthcare/眼から元気になる薬膳レシピ①/
http://meganeand.jp/healthcare/眼から元気になる薬膳レシピ④/
監修/薬膳料理家・漢方研究家 阪口 珠未(スミ) 先生
Profile
株式会社漢方キッチン代表。国立北京中医薬大学日本分校講師。旧文部科学省国費留学生として、北京中医薬大学に中医学を学び、同大付属病院にて、臨床と実習を行う。「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに、1999年株式会社漢方キッチン設立。東京恵比寿にて薬膳教室を開催。おいしくわかりやすい薬膳料理が人気。また、全国の社員食堂、高齢施設、自治体などで、薬膳メニューのコンサルティングやイベントプロデュースを行う。著書に「漢方キッチン~ムリなく、しぜんに、いいカラダ」「毎日使える薬膳&漢方の食材辞典」がある。キャンピングカー雑誌の編集も務め、キャンピングカーで、全国のおいしい食材を、料理するのが楽しみ。
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