2022.07.25 CONCIERGE

メガネが「パタパタ」するときの原因と対処法は?!

メガネの横の左右のつるの部分を「テンプル」と呼びますが、
ここが「パタパタ」して困ったという経験ありませんか?
使っているうちに倒れやすくなって、メガネを掛けているときにもなんとなくゆるい状態に…。
そんな「パタパタ」の原因はいくつかあります。

 

テンプルを固定する「ネジ」が緩んでいる!

フロント(前枠)とテンプルを結合する部分を「丁番」と呼び、ネジで接合しています。
フロントと一体になっており、ネジのないフレームもありますが、多くのフレームが
ネジで固定しており、折りたたみができるようになっています。

ネジを締めれば直ることも多いですが、頻繁におこる場合は、ネジの交換が必要になります。

 

なお、精密ドライバーなどでご自分で調整しようとする場合は、注意が必要です。
メガネのネジ穴はとても小さく、失敗すると取り返しがつかなくなる可能性もあります。ドライバーの先でレンズにキズを付けてしまったりすることもあるので、慎重に行ってください。

ネジの緩みは自分では気付きにくいため、定期的にメガネ専門店でメンテナンスを受けると安心です。ネジ締めはプロにお願いしましょう。

 

 

「座金(ざがね)」がすり減っている!

ネジを締めてもまだパタパタする…。
その場合は、座金がすり減っているケースもあります。
座金とは、ネジを締める際にナットの下に置く薄い金属板で、丁番と丁番の隙間にあります。

丁番の開閉によってフレーム自体が摩耗しないように守っていて、開閉をスムーズにする役割があります。
(チタン製のフレームは、他のフレームと比べると金属が摩耗しやすいため、必ず付いているようです。)

 

   

   

座金は消耗品です。定期的に交換しましょう。

座⾦が劣化すると、丁番部分にすき間ができてしまいます。また、⼀度テンプルが外れた経験がある⽅は、そのとき紛失してしまったかもしれません。
(とっても⼩さいので)
その結果、テンプルがガタつくようになります。この状態になると、ネジを締めてもテンプルの開閉は固くならず、テンプルがパタパタした状態になります。
座⾦は合⾦なので腐⾷することもある、消耗品です。
よく汗をかく、あまり洗浄しないという⽅は、特に劣化が進みやすいので、
定期的に交換することをおすすめします。
座⾦はメガネ専⾨店で交換できます。
年に⼀度くらいの頻度で、交換してみてはいかかでしょうか?

お近くのウインクチェーン加盟店までご相談ください。