イタリアMIDO展
眼鏡メーカー各社がこぞって新作を発表する場として展示会があります。
日本でも、大小合わせいくつもの展示会が開催されており、全国の眼鏡店が新作を求めて来場し大変賑わっています。
世界に目を向けると、スケールがさらに大きくなり、世界中からメーカーやバイヤーが集まる国際展示会がいくつも開催されています。
なかでも一際大規模な国際展示会が、毎年イタリアで開催されるMIDO(ミド)展です。
イタリアといえはファッションの本場。
眼鏡に関してもイタリアはトレンドの発信地。ここで発信される最新のトレンドを求めて世界中から多くのバイヤーが集まり、また世界中のメーカーが新たなビジネスチャンスを求めて自社をアピールしています。
そこで、行ってきましたイタリアMIDO展。
イタリア北部の都市ミラノで毎年開催され、今年は2月25・26・27日の3日間開催されました。
今年の展示会には46か国から1261社が出展。
来場者数は152か国から55,752人の眼鏡関係者が来場したとのことです(眼鏡業界向けの展示会で一般の人は入場できません)。
会場も全体で約50,000㎡とすべてにおいて世界最大規模の展示会となっております。
会場は7つの展示スペースに分かれており、大まかにファッション&デザイン、レンズ、機械・技術、アジアエリアとなっています。
会場内はさすがイタリア。ファッションの本場らしく会場側からや、出展メーカーのブース演出からも洗練された雰囲気が感じ取れました。
出展メーカーも多岐に亘っており、皆さんがご存知のアパレルブランドのメガネを販売しているメーカーやオリジナルのブランドを販売しているメーカーで大変賑わっていました。
レンズや機械を中心に日本のメーカーもいくつか出展していました。
会場がとにかく広いので、色々なメーカーと話をしながらじっくり見ていると、とても1日では回りきれません。
世界中からメーカーが一同に集まるだけあり、日本では見たことのないようなデザインや色使い、これまでになかった製造方法で作られた眼鏡を見ることができた3日間でした。
来年も同じくミラノで開催されます。