2020.07.05
LIFESTYLE
眼鏡のくもり対策
マスクをしていると、眼鏡がくもってしまって困りますよね。なぜマスクをすると眼鏡がくもるのでしょうか。
眼鏡がくもる理由は水蒸気です。空気中には目には見えない水蒸気が含まれており、湿度が低いほど少なく、湿度が高いほど、多く含まれています。寒い場所から、急に温かい場所に入った時に、たくさんの水蒸気を含んだ空気が、冷たいレンズに接することによって、多くの水蒸気を含むことができなくなります。居場所を失った水蒸気が、水滴になって外に出ていくことで、レンズがくもってしまうのです。
マスクを着用していると、眼鏡がくもってしまう原因は、レンズと息の温度差です。マスクと鼻の隙間の部分から、温かい息が冷たいレンズに触れることで、水蒸気が水滴に変わり、眼鏡がくもります。
眼鏡のくもり防止スプレーやジェルなどの市販品もありますが、使い方を誤ってしまうと、レンズのコーティングが剥がれてしまうなど、眼鏡の痛みの原因になってしまうこともあります。
眼鏡をくもらせたくない方は、眼鏡店で、くもり防止のレンズ加工について相談することをおすすめします。レンズに親水性の高い、特殊なコーティングを施すことで、眼鏡をくもりにくくすることが可能です。