2021.02.22 LIFESTYLE

乳幼児の眼鏡

子供の視力が良好そうに見えていても、眼精疲労や根気が続かないなどの症状が出ているようであれば、眼科での屈折検査をお勧めします。近くが見えにくい遠視の場合、軽度であれば遠くの見え方に支障がないことが多いので、親が子供の屈折異常に気がつくことはなかなか難しいです。

生まれてから5歳~6歳までの乳幼児の時期は、視機能の成長にとって大変重要であるといわれています。もしこの時期に、遠視などの屈折異常が認められた場合は、視力を発達させるための治療として、眼鏡の装用が必要になります。治療せずそのままにした場合、弱視になりやすいといわれています。弱視とは、眼鏡やコンタクトレンズなどで矯正しても、視力が出にくい屈折異常のことです。

乳幼児は眼鏡の装用を嫌がる場合も多いですが、好きな色やデザインのフレームを選ばせるなどして、子供自身が気に入る眼鏡を作ってあげられると良いでしょう。

あまり知られていないことですが、弱視等の治療用眼鏡の作成には、「療養費」と呼ばれる補助金が出ます。加入している保険組合に申請すると、眼鏡の購入費用に対して補助を受けることができます。詳しくは自治体のホームページや、行きつけの眼科に問い合わせてみてください。

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