2019.08.20 HEALTHCARE

なぜ老眼になるの? 老眼の仕組みと初めての老眼鏡

以下のチェック項目で、当てはまるものはありませんか? それは老眼が始まったサインかもしれません。

□新聞や雑誌をつい離して読んでしまう

□スマートフォンがよく見えないので画面を拡大してしまう

□朝、メイクするときにアイラインが引きにくいときがある

□レストランで、メニュー表がかすんで読めない

老眼とは、年齢とともに起こる現象で、近くが見えにくくなることです。一般的に40歳頃からこの症状が出てくると言われています。

さらに老眼の仕組みについて説明します。眼球の中には水晶体という組織がありますが、この水晶体は、カメラでいうとレンズの役割をしています。近くを見るときは、この水晶体が膨らみ、ピント調節を行ってくれます。この調節を行う筋肉が加齢とともに弱まり、水晶体は徐々に固くなり、調節力が失われていくのです。

調節力の衰えた目で無理に小さな字を読もうとすると、肩こりや頭痛の原因になってしまいます。そこで老眼鏡が1本あると便利です。コンタクトレンズを使っている方は、コンタクトレンズの上からでも老眼鏡をかけることができます。

また、老眼鏡は100円均一などでも購入できますが、顔の大きさや、目と目の距離(PD)は人それぞれ。合わない眼鏡をかけていると、逆に疲れてしまうこともあります。それに加えて、デザインも眼鏡屋の方がおしゃれで自然なものが多いです。初めての老眼鏡は、ぜひ眼鏡店で相談しましょう。