レンズの厚みでお困りの方に。強度でも薄くキレイなメガネにする方法。
近視・遠視のどちらでも、度の強い方はレンズが厚くなりがちです。
近視の方は、レンズの端の厚みが気になる、目が小さく見えて困る、遠視や老眼鏡の場合は真ん中の厚みが出てしまい、目が腫れぼったく見えて困る、という相談も。
このようにレンズが厚くなるということは、見た目の問題もありますが、重さも感じることになります。
出来上がりのメガネレンズは、薄く軽い方が良いですよね?
その薄くする方法をいくつかお教えいたします。
レンズは高屈折レンズを選ぶ
メガネレンズを選ぶとき、屈折率という数字の大きい物を選ぶとレンズが薄くなります。
最近のメガネ屋では1.60という屈折率数値のレンズがスタンダードに使われています。
プラスチックレンズですと、最大1.74・1.76という数値が最大になります。
さらに球面→非球面→両面非球面とグレードを上げることも有効といえます。
小さいメガネを選ぶ
凹レンズ(近視の矯正)の場合、レンズの中心が薄くて端にいくほど厚くなります。
小さいメガネをお選びいただければ、レンズの中心部分を使用する事でレンズの厚みが出る前にカットします。
凸レンズ(老視の矯正)の場合ですと、薄型加工(有料の場合もありますが)という特殊加工ができます。
こちらもメガネが小さいほど薄くできますので有効です。
特殊加工をする
凹レンズ(近視の矯正)の場合の加工になります。
レンズの端を斜めに削ることで少しスリム化することができます。
しかし、この場合ですと斜めに削っている分、正面から見るとレンズに縁どられたような跡が残ります。
それ以外にレンズの厚みが気になる方は、プラスチックフレームを選ぶことでレンズの厚みを隠すこともできます。