2020.04.15
OTHER
強度近視の方におすすめのフレーム選び
矯正度数が-6.00を超えると、ただの近視ではなく強度近視と呼びます。強度近視をお持ちの方は、眼鏡のレンズの厚みが気になる、ということはありませんか? 昔から、「牛乳瓶の底」のような眼鏡、という例えもよく使われますね。
強度近視であっても、レンズの厚みが目立たなくなる眼鏡選びについてご紹介します。
レンズの厚みを目立たなくするには、小さなラウンドや、小ぶりのボストンといった、丸いフレームを選ぶことがおすすめです。近視用レンズは中心から離れるほど厚みが増します。そこで、ラウンドやボストンのフレームであれば、分厚くなる斜めサイドがカットされるので、レンズに厚みがでないのです。
逆に、大ぶりの四角っぽいフレームは、レンズの厚みが目立ってしまうので、おすすめできません。
また、太いプラスチックフレームを選んで、レンズの縁を隠してしまうのも有効です。
ほかにも、レンズのコバ(端面部)をツルツルに磨いて透明にしたり、コバをフレームと同じ色に着色したりすることで、視覚効果で厚みを目立たせなくすることも可能です。
以上のように、分厚いレンズであってもフレーム選びや加工の仕方でカバーができます。強度近視だから仕方ない、とあきらめる前に、ぜひ眼鏡店で相談してみてくださいね。