2020.03.17 OTHER

【スマホ操作やパソコンに!】近くが広く見えるメガネがあると便利なワケ

老眼が進行してくると、手元などの近距離にピントを合わせることが難しくなりますよね。そのような場合、リーディンググラス(老眼鏡)を選択される方が多いと思います。

しかし、リーディンググラスは、特定の距離にしかピントを合わせることができません。そのため、「パソコンのモニターは見えるけど、キーボードは見づらい」なんて問題が発生することがあるのです。

そこで選択肢に上るのが、近用ワイドメガネです。これは1本のメガネで手元から約1メートルの距離までをカバーすることのできる優れもの。近用ワイドメガネを使えば、パソコンはもちろん、新聞や本を読んだり、スマートフォンを操作したり、文字を書いたり、といった手元での作業がスムーズに行えます。

「近くも遠くも見える遠近両方のほうが便利なんじゃない?」と思うかもしれませんが、遠近両用メガネは、遠方を重視しており、近くを見ると視野がかなり狭くなってしまいます。また、中距離を見るのには適さず、パソコン作業には向いていないのです。

このように、1枚のレンズで様々な距離を見ることのできる累進レンズを用いたリーディンググラスにも、種類によって向き不向きがあります。手元から1メートルほどの距離を見ることの多い人は、ぜひ近用ワイドメガネを検討してみてくださいね。