2023.11.30 LIFESTYLE

メガネも‘年末の大掃除‘しませんか?

今年も残すところ一か月。この時期になるとおうちの大掃除をされる方も多いかと思いますが、おうちのお風呂やキッチンと同じく毎日使うのに、メガネの汚れはそのままになっていませんか?

そこで今回は意外と知らない『メガネの大掃除』についてご紹介します。メガネもスッキリ綺麗にして、新年を気持ちよく迎えてみてはいかがでしょうか。

さて、日常的に使用しているメガネ。一見きれいに見えても実は日々のほこり、皮膚や指紋が付着し、軽く拭いただけでは汚れが残っていることも。清潔なメガネを使う事は視界を良好にし、日常生活を快適にしてくれます。またメガネ自体を長持ちさせるにはとても大切です。

■汚れやすいのはこんなとこ…

メガネのレンズ表面は最も汚れやすい箇所の一つになります。指紋や油分が付きやすく、これが視界の曇りを引き起こします。レンズはメガネクリーナーを使用して優しく拭きましょう。この時使うのは柔らかく毛羽立ちが少ない、専用のメガネ拭きを使用して下さい。

フレームも手や顔に直接触れるため、皮脂やファンデーション等の化粧が付きやすい箇所です。フレームは中性洗剤をしようしてやさしく丸洗いをし、柔らかい歯ブラシや綿棒を用いて細部まで注意深く汚れを取り除きます。特殊なレンズコートや水洗いが出来ない素材もあるので、わからない場合は購入したメガネ店で聞くか、専門スタッフに預けて下さい。

■パーツの隠れ汚れは大掃除で!

メガネは細かいパーツが多いため、普段からおうちでクリーニングしているという方でも実は汚れが溜まりやすい箇所があります。

まず、ノーズパッド(鼻当て)です。皮脂や汗による汚れが付きやすい所ですが、レンズよりも拭き忘れが多く、汚れをそのままにしてしまいがち。こちらも中性洗剤を使用して丸洗いをしたりネジなどが錆びないようにしっかり乾かします。パッドは直接、鼻に当たる部分なのでいつも清潔に保ちたいですね。清潔なパッドは装着感も良くなりますよ。                                     

また、テンプル(耳掛けツル)も常に顔や髪が触れる部分。折り畳むパーツの他、細かな装飾、デザイン性のある形状のテンプルは隙間に汚れや水垢が溜まりやすいので丁寧に掃除しましょう。サビやくすみの防止になります。

他にも、取り外しのできるモダンはテンプルとの間に汗や水滴が入ると、劣化やサビの原因に。ただし、モダンは無理に取り外さないようにしてください。

(モダン…耳に当たる部分のカバー。別称、先セル)

■お店で定期的なクリーニング&メンテナンスを

前述の通り、普段からメガネをキレイに保つのはとても大切ですが、細かなパーツを1つ1つ掃除するのは結構大変なもの。繊細なものも多いので、ゴシゴシ拭いたり、洗ったりは厳禁です。なのでやっぱりおすすめなのはお店でのクリーニング。

【メガネ店でクリーニングをするメリット】

①メガネの素材にあったクリーニング方法で出来る。

②おうちでは難しい分解クリーニングが可能

③ネジの緩みや変形のお直しが出来る。

④サビ、劣化等によるパーツ交換でメガネが長持ちする。

などといったメリットが上げられます。

メガネのパーツは非常に小さなものが多いため、分解してうっかり失くしてしまった!なんてことも防げます。ネジのサイズにあったメガネ専用ドライバーを使用しないと傷をつける恐れもあるのでプロのスタッフにお願いしましょう。

ネジが錆びていたり、緩みが起きている場合、掛け心地はもちろん、見え方や目にも支障がありますので、自力で直そうとせず、お店できちんと見てもらってください。

鼻パッドは性質上、経年劣化をするので定期的な交換がおすすめです。化粧品や陽に当たって茶色く変色したり、パッドを支える金属部分が緑色に変色してしまう、いわゆる緑青(ろくしょう)が発生することが多い部分です。

緑青は水分によるサビで、毒性はないと言われていますが見た目的にもちょっと嫌ですよね。お店でのクリーニングなら細かいチェックも行います。

■視力の変化もチェックしよう

お店でメガネをキレイにする際は、一緒にフィッティングと視力の測定をおすすめします。片手でメガネを外したり、メガネを掛けたまま寝てしまったり…温度によってもフレームは少しずつ歪んでいます。クリーニングついでにフィッティングもしてもらいましょう!

また、視力はさまざまな原因で変化します。生活習慣や環境の変化によっても視力は変わります。メガネと同じく定期的な目のチェックも忘れずするようにしたいですね。

最後に…

毎日使うメガネだからこそ、1年間の汚れをきれいに大掃除してあげましょう。レンズは表面のコーティングに傷が入ると劣化を早める原因になります。日頃からレンズやフレームを清潔に保つことはメガネを長持ちさせる‘コツ‘。そのうえで、定期的な細かなパーツや分解洗浄は眼鏡店のプロにお任せください。

今年の汚れは今年のうちに。是非ピカピカのメガネでよいお年をお迎えください。

お近くのウインクチェーン加盟店までご相談ください。