2017.09.01 CONCIERGE

間違ってませんか?メガネのお手入れ

あれ、知らない間にレンズに傷がついていた!  なんてことありませんか?

メガネのレンズはとても繊細なものです。メガネ用でないタオルでゴシゴシ拭いたり、ティッシュで汚れを落としたりは、絶対NGです。

メガネをはずした後も必ずレンズが当たらないように置いておく必要があるほどデリケートなものです。なので正しい洗浄方法を知っておくことは大事なメガネを長く使うための秘訣です。

1.基本は水洗い

①レンズについたホコリや汚れを落とす際は、いきなりメガネ拭きで乾拭きを行うとレンズにキズがつく恐れがあります。まずは水でさっと洗い流しましょう。 汚れがひどい場合は市販のレンズ洗浄剤・クリーナーを使用してください。 薄めた台所用中性洗剤を代用しても構いませんが、アルカリ性、酸性の石鹸やハンドソープなどはレンズを痛めますので絶対に使用しないでください。

②水洗いが終わったらティッシュや柔らかい布で水分をきれいに拭き取ります(キズがつかないよう優しく、水分を吸い取るような感じで拭いてください)。 水の中には微量の鉄分などが含まれており、そのまま乾いてしまうとレンズ表面にシミが残ることもありますのでしっかり拭き取ってください。

③仕上げに乾拭き用のメガネ拭きでレンズの両面を挟むように拭きます。曇りが気になる方はここで曇り止めをお使いください。

2. 化学薬品はメガネの天敵です!

アルカリ性や酸性の洗剤、整髪料、化粧品、目薬などをレンズに付着させたまま放置するとレンズを痛める原因になります。きれいに洗い流してください。

また、防虫剤、洗剤、化粧品、整髪料、薬品等の入った場所にメガネを保管しないでください。レンズ、フレームの変質、変色、劣化の原因となります。

3. メガネは熱が苦手です!

高温あるいは急激な温度変化にさらされるとレンズの変形やひび割れの原因となります。 炎天下の車内やサウナなど長時間高温の続く場所での使用および保管は避けるようにしてください。 ドライヤーの熱風やお料理時のコンロの熱などにもご注意ください。 また、レンズの洗浄にお湯を使うのもレンズを痛める原因になりますので使用しないでください。

4.メガネ掛け外しは両手で優しく

意外とやりがちなメガネの両手での掛け外し。何度も繰り返しているうちに変形、ゆるみなどが生じ、せっかく行ったフィッティングが台無しになってしまいます。 日頃から両手でゆっくりと掛け外しを行うよう心掛けましょう。

5.メガネ屋さんで【半日メガネドック】クリーニング!

メガネは汗や汚れ、ゆがみ・傷など、毎日の生活でメガネは負担がかかっています。日々のお手入れはしているが、なんとなく汚れが溜まっている、という方は、メガネ店で洗浄をお願いしてみるのはいかがでしょうか。半日預けるただけで、点検、オーバーホールををやってくれる【半日メガネドック】サービスもあります。(500円)キレイなメガネで気分もリフレッシュしてみませんか? プロの力で、ピカピカに仕上がりますよ!

日々の細やかなメガネの洗浄を続けていけば、メガネのもちがグッとよくなりますのでぜひ試してみてください。