2020.06.09 HEALTHCARE

眼鏡と白内障

「最近眼鏡が見えづらい」とお悩みのミドル世代の方は、以下の表をぜひチェックしてみてください。

□視力が下がったような気がする
□物が二重に見える
□眩しく感じることが増えた
□暗いところで物が見にくい
□目の前に霧がかかったように見える
□薄暗いところでの階段の昇降が不安
□夜間の運転が苦手になった

以上の項目が当てはまる方は、ぜひ眼科で相談してみましょう。眼鏡の度数が合わないだけかもしれませんが、白内障の可能性もあるからです。

白内障は、年を重ねていくと、誰もがなり得る病気の一つです。目の中には水晶体という組織があります。水晶体はカメラでいうとレンズの役割を果たしており、水晶体が薄くなったり膨らんだりすることで、私たちは見たい物にピントを合わせることができるのです。

水晶体は無色透明の組織ですが、加齢とともに水晶体が白く濁ってしまう病気を白内障といいます。白内障になった場合、眼鏡やコンタクトレンズの度数をいくら調整しても、見やすくはなりません。

白内障はゆっくりとではあるものの、放っておくと確実に進行していきます。進行を遅らせる目薬を眼科で処方してもらうこともできますが、生活に不便が生じるなら、手術がおすすめです。手術自体は10~20分程度の短時間で終わり、状況によっては日帰りも可能です。非常に安全性の高い手術でもありますので、過度に心配する必要はありません。

また、白内障の原因の一つには、紫外線の影響も関係されているといわれていますので、サングラスやUVカット眼鏡で対策するのもおすすめです。

お近くのウインクチェーン加盟店までご相談ください。