2022.10.26 LIFESTYLE

読書の秋! メガネ店で作る読書用老眼鏡とは?

老眼とは?

年齢を重ねるにつれ、近くにピントを合わせるために働く、目の水晶体や毛様体の機能が弱くなっていきます。
そのため、徐々に近くのものにピントを合わせづらくなり、小さな文字が見づらくなっていく状態を「老眼」といいます。

早い場合は40代から目のピントが近くに合わせにくくなります。
雑誌や書類を遠ざけないと読みにくい、賞味期限や値札の文字などの細かい文字が読みづらい、読むスピードが落ちた、などといったことがあれば、「老眼鏡が必要かな?」と考えると思います。

「老眼鏡」と一口にいっても、生活シーンによって適した度数・レンズは異なります。
ライフスタイルを考慮した老眼鏡を作ることが大切です。

 

既製老眼鏡とメガネ店でつくる老眼鏡の違いとは?

「老眼かな?」と思った時に考えるのが、まず100円ショップなどで販売されている既製老眼鏡の購入。

既製老眼鏡は価格も安く、デザインも豊富で手に入れやすいため、ファースト老眼鏡として購入する方が多いようです。
販売されている既成老眼鏡の場合、40代…+1.00、50代…+2.00、60代は+3.00などのように、年齢とともに必要な度数は変化していきます。

ただ、遠くを見た時の視力や見たい対象物との距離によって必要な度数は異なるので、できる限り視力を調べてから購入することが望ましいです。

 

既製老眼鏡のデメリットとは?

価格の手軽さで購入しやすい既製老眼鏡ですが、次のようなデメリットもあります。

 

1. レンズの位置がずれている

メガネレンズはレンズの中心がもっとも見えやすい設計になっています。
そのため、レンズの中心と眼の中心位置を正確に合わせなければ、メガネを装用した時の違和感の原因となってしまいます。

既製老眼鏡は眼と眼の間の距離(瞳孔間距離)を調整することができません。
瞳孔間距離が合わないと頭痛、眼精疲労など感じやすくなります。

 

2. 両方のレンズの度数が同じ

レンズの度数は人によって異なります。さらに左右の眼の度数が異なる方が大半です。また、乱視の方も多くいらっしゃいます。

通常、既製老眼鏡は左右のレンズが同じ度数(+2.00や+3.00など)で作成されているので、左右の度が異なる場合、ピント調整をする際に目に負担がかかる場合もあります。
そのため、既製老眼鏡を長時間使用すると、眼の疲れや肩こり、頭痛など不快な症状を感じる方もいらっしゃるようです。

 

メガネ店で作る読書用老眼鏡をおすすめする理由

1. 自分にあった度数で目の疲れを軽減できる

メガネ店で作るオーダーメイド老眼鏡の利点の1つが、左右共に正確な度数を選択できるという事です。
また、既製の老眼鏡よりも選択できる度数の幅が広くなります。
既成老眼鏡の場合、一番強いメガネで+3.50という度数ですが、メガネ店の場合は、見たい距離や用途に合わせてレンズ度数を相談しながら決めることが可能なので、選択の幅が広く、自分にあった最適な度数で作ることができます。

2. レンズ交換すれば、長く使えてお得

年齢とともに見え方は変化しています。そのため度数が合わなければ新しいメガネを購入しなければいけないのですが、メガネ店の老眼鏡の場合はレンズだけの交換で対応する事ができます。
既製の老眼鏡の場合はレンズ交換が出来ない設計であったり、レンズ交換を想定したフレーム強度になっていない場合があります。
1本のメガネを長く使用するのであれば、メガネ店でメガネフレームを選択して購入されるのがオススメです。

 

3. 必要に応じてカスタマイズが可能

最近ではスマホ老眼という言葉が生まれるほど、PC・スマートフォンの長時間使用による見え方の変化を訴える方が多くなっています。
また、加齢とともに光を感じる感度が低下し、細かい文字などが見えにくくなってしまう事があることが解っています。
ブル―ライトカットレンズや、光感度サポートを行うレンズなど、お悩み解決レンズが豊富に揃っていますので、一番快適なメガネレンズを選択するのが良いでしょう。

きちんと視力測定をしてお作りする読書用老眼鏡は、左右の度数の違いはもちろん、近くを見る時の眼の位置をきちんと設計した作りなので、長時間の読書も快適で疲れにくくなります。

さらに、メガネフレームのフロント部分の傾斜調整や、お耳への掛かり具合などの調整・フィッティングも行いますので、既製老眼鏡と違い、ご自身の顔の形にフィットした、快適な読書用老眼鏡をつくることができます。

快適な読書を楽しむためにも、ぜひメガネ店にご相談ください。

お近くのウインクチェーン加盟店までご相談ください。